朝ベッドから目覚めるM。 今日の予定が書かれたカレンダーを見つめる。 「今日は14日で、午後からサークル会議、か。」 朝支度を終え、サークル室へ歩いて向かっていると、友人Aと会う。 【適当に話す】 しばらく歩いていると突然視界がぼやけてきて、倒れるM。 A 「おい、Mどうしたんだよ。M!」 倒れこんだまま、動かなくなるM。段々意識が遠くなっていく… 自宅のベッドで目を覚ますM。体の異常を確認するも特に異常はない。 とりあえず、Aの家に向かい昨日の出来事を聞きに行く。 M 「昨日僕突然道端で倒れただろ。あの後どうなったんだ?Aが家まで運んでくれたのか?」 A 「はぁ何言ってんだんよ?お前とは昨日会ってないだろ。」 ミ 「いやっ、でも。」 A 「俺今起きたばっかなんだよ、お前先に行っててくれ!」 家を追い出されて仕方なくあとにするM。 歩きながら昨日のことを考えていると、サークル棟に着いた。 M 「いや〜ごめんごめん。昨日の会議すっぽかしちゃって。なんかふらーっときて道端で倒れちゃってさー。」 漫画を読んでいるBに向って。 B 「へー、大丈夫かよ? んっ、て言うか会議今日、今からだぞ。」 M 「えっ、だって今日は15日じゃないか。」 B 「ほら、見てみろよぅ!」 B、壁に掛かったカレンダーを指差しながら。 M 「あっほんとうだ…」 カレンダーを覗き込むように見ながら。 すると、倒れこむM。 Bの反応は薄めのままフェードダウン B 「お〜い、M〜。どうしたの〜?」 自宅のベッドで目を覚ますM。(前日に比べて少し静かに) M 「どうなってんだ、まったく。一昨日といい、昨日といい散々だったな。あっ!」 慌ててテレビを付けると、9月14日のニュースが映る。 【その他何か14日を証明する出来事を1つ2つ入れる予定】 M 「そういえば、昨日も一昨日も急に頭がフラーっとしたなぁと思うと、このベッドで目を覚ましたんだよな…    いや昨日も一昨日も同じような一日だったし…」 何かを思い出したようにいそいで着替えると、この前Aとあった道端へ急ぐ。そして隠れてAを待つ。 時計を見ながら、『確かここで会ったのは、お昼ちょっと前。そう、ちょうど今ぐらいのはずだ。』 「あっ!」 しばらくすると、やってくるA。Mは慌ててAのもとへ駆け寄る。色々話す。【会議は今日だったっけ?とか 色々です】 しばらくすると、また倒れこむM。 M 『こんなにくるの早かったっけ。まだ確認したいことがあるんだけどなぁ。』 最初に倒れた時と同じような反応をするAを見つつ言う。 自宅のベッドで目を覚ますM。(ゆっくりと) また今日であることを確認して、【窓からの景色・テレビ番組・入ってる新聞等で】 部屋を歩きわまりながら、今分かりっている状況を整理する。 M 「つまり、俺はここんとこずーっと今日を過ごしてるわけだ。なんでその直前は倒れこむのか、いやなんでそもそも    こんなこと起きているのか俺には分からないけど… また俺はこれから同じような今日をすごさなくっちゃならない    ってことなのか。」 M 『それから数日が過ぎた。もっとも日付上は全然過ぎちゃいないんだけども』 ちょこちょこ日常映像入れつつ   『はじめの頃は、この状況をなんとかしようとも思って色々考えたけど、もう今じゃあ諦めた。どう足掻いたって   12時を過ぎると自分の体は言うこと聞かなくなるし、こんなことAやBに話したって信じやしない。まぁ信じてもらえても   次の日にはケロッと忘れてやがるし、そもそもロクに役にも立たないんだけど。』  Aと話して歩きながら M 『それにこれから起こりうることが分かりきってるってのも悪くない。』 時計を見ながら、続けて  M 「おい、危ない!右から自転車が…!」 慌てて自転車をかわすA。 A 「びっくりした〜。しかしお前よく自転車来るなんてわかったなー。」 M 「ん? ま、まぁな。」   『この先起こりうることが手を取るように分かる。なんともいえない安心感だ!』   「うっ、そろそろか。」 倒れこむM。 A 「おっ、おおぃ!どうしたM!」 M 『相変わらずの反応するなぁ。Aも本当飽きねーな。』   『こうして僕の平凡な一日が終わる。そしてまた今日が始まるんだ。』 自宅のベッドで目を覚ますM。普通に朝支度をこなしていく。 Aととももにサークル棟へ行くM。 なにごともなくサークル棟に入るMとA。 その時自身の異変にようやく気づき、慌てて時計に目をやるM。(12時を過ぎてる) 急にサークル棟を飛び出してしまうM。キョトンとするA・B。 ぜーぜーいいながら、前屈みで M 「何やってんだ俺。12時過ぎても俺の身には何も起きてない、ってことはようやく俺にも明日が来るってことじゃないか。    なんでさっきは走って逃げたりしたんだ…。」 しばらく。 M 「とりあえず戻る、か。」 しかしサークル棟前で立ち止まるM。一歩も進めない。   『戻るとあいつらは、どんな反応するんだ。さっきのことだ、何言いだすかわかったもんじゃないな。』 Mの横を通り過ぎる人を見ながら、 M 『誰だ?こいつ。』 なんとかサークル棟へ向かうM。ドアを開けると、二人はいない。 M 「なんでいない!? いや、ちょっとどっかにいっただけだろ。おちつけ、すぐに帰ってくるさ。」 いつまで待っても帰ってこない二人。イスに腰掛けていたMはそわそわしだす。 M 「おい、いつになったら帰ってくるんだよ!  もうっ」 席を立ち家へと帰るM。(ちょっとびくびくする感じ) 暗い自宅の部屋で。 M 「大丈夫、今から寝ればきっとまた… いつもの今日がはじまるんだ。」   「朝起きると、まず○○についてのニュースを見る。そして昼前にはサークル棟に向う。そしたら途中でAと会うんだ。    少し早めに出かけるとBが会室で漫画読んでるんだけどな…」   「退屈で、少し飽き飽きしていたけど安心に包まれていた、繰り返される今日。    何が起こるかは分からない明日。それは不安に満たされた明日…」   「だから僕は……」 終